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音場とは

音場とは記事画像01 ヘッドホン、イヤホン関係

音場とは

『おんじょう』と読みます。

音がもつ空間の広がりを表現するための言葉で、
ヘッドホンやイヤホンのレビューで「音場が広い」とか
音場が狭い」と言った使い方をされています。

人間の耳は音を聞いただけで、その場所がどれくらいの広さなのかを判断できる能力を持っています。

音場とはその『どれくらいの広さ』を表すための言葉であり、
曲の臨場感に直結する大事な要素といえるでしょう。

ヘッドホンやイヤホンで音場に違いはあるの?

おおきな違いがあります。

一般的に開放型のヘッドホンは音のヌケが良いため音場が広く感じ、
密閉型のイヤホンやヘッドホンは音がこもりがちになるために、
音場が狭く感じます。

クラシックのように沢山の音が交じる楽曲の場合、
各楽器の音が聞き取りやすく、空間の広がりを感じられるため、
音場が広い開放型ヘッドホンやイヤホンが好まれる傾向にあります。

しかしロックやポップスなどの場合は、
音場が広すぎると音の迫力が失われてしまい、
楽曲の味が薄れてしまうこともあります。

密閉型のように音場が狭く耳に近いところで音が鳴るほうが、
楽器の音やボーカルを生々しく感じる場合もあります。

音場の広いヘッドホンやイヤホンとはどういうものなの?

多くの場合、ヘッドホンやイヤホンは家の中だけでなく、
野外でも使うことを想定してつくられています。

そのため、外部の音を遮断したり音漏れを防止するために
密閉型のデザインが必然的に多くなります。

しかし音場が広いヘッドホンやイヤホンを探しているのであれば
開放型のヘッドホンやイヤホンを探す必要があるかもしれません。

ただし先にも述べましたが開放型はその構造上、
外部の音に対する遮断力や音漏れへの対策は皆無と言っていいため、
自宅などの静かな場所でないと本来の性能を十分に発揮するのは難しいのも事実です。

次の項からは音場の広いヘッドホンとイヤホンを紹介していきます。

音場の広いヘッドホン 3種

1、AKG Q701

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AKG
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透き通るような高音域が素晴らしいヘッドホンです。

低音域が若干弱めに感じるので、ハードロックやメタル、テクノ、EDM等の
重低音重視の楽曲では物足りなさを感じるかもしれませんが、
Jazzやアンプラグとクラシック等での表現力は別格です。

2、beyerdynamic DT 990 PRO

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Beyerdynamic(ベイヤーダイナミック)
¥20,700 (2024/03/19 06:28:53時点 Amazon調べ-詳細)

開放型らしからぬ低音で人気があるヘッドホンです。

開放型の特徴である高音域の響きはしっかりと維持しつつ、
ハードロックやメタル、テクノ、EDM等の楽曲であっても、
そこら辺の重低音モデル顔負けのしっかり真のある気持ちの良い低音を響かせてくれます。

3、AKG K702

モニター用ヘッドフォンとして人気のヘッドホンです。

無個性という名の個性が楽曲のもつ雰囲気を忠実に再現してくれます。
癖が無くとてもフラットな音質なのでどんなジャンルにも使える素晴らしいヘッドホンだと言えます。

音場の広いイヤホン3種

ゼンハイザー IE800

既存のイヤホンの中ではトップクラスの音場の広さだと思います。

イヤホンらしからぬ音質に多くの商品レビューで高評価が出ています。
高音、低音ともにしっかりと鳴らきってくれるので、
ジャンルを選ばず多くの楽曲にベストマッチするイヤホンです。

DUNU DN-2000

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DUNU
¥39,906 (2024/03/19 06:28:54時点 Amazon調べ-詳細)

ダイナミック型とBA型の二つのドライバを搭載したハイブリッドイヤホンです。

ドンシャリよりの音質ですが、低音の高音ともに素晴らしい解像度と音場の広さは一聴の価値ありです。

あまり知られていないイヤホンですが
3万円以下で買えるイヤホンでありながら
10万円クラスのイヤホンとわたりあえる実力を秘めています。

RHA MA600

1万円以下で買える値段設定と、若干低音寄りの音質で「音楽を楽しく聴くことができる」と人気のイヤホン。

重低音モデルほど低音がきつくなく、高音もクリアに鳴らしてくれるので、
ジャンルを選ばず音楽を楽しむことができます。

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