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バランスド・アーマチュア型(BA型)とは

バランスド・アーマチュア型(BA型)とは記事画像01 ヘッドホン、イヤホン関係

バランスド・アーマチュア型(BA型)とは

イヤホン、ヘッドホンにおけるドライバー
(音を発生させる装置)の構造の一つ。

オーディオのドライバ-としてはダイナミック型よりも音質で劣るため、
補聴器などでしか使われることのない技術であった。

しかし、小型化が容易なことにより
カナル型イヤホンに採用されることが多くなり
再び注目されることに。

ダイナミック型よりも劣ると言われてきた音質も、
それぞれの音域に合わせたドライバを複数搭載することで、
その欠点を補うことに成功し。

その他にも様々な技術革新により
ダイナミック型とはちがう方向性で高音質化を実現している。

バランスド・アーマチュア型(BA型)の仕組み

簡単に言うと、BA型は板が振動して音が出ると思ってください。

フルートやサックス等の木管楽器を
イメージするをわかりやすいです。

これらの楽器は吹き口にある木製のリードと呼ばれる
振動版に空気を送ることで音を発生させています。

リードの画像

BA型のドライバーは空気の変わりに、
電流によって発生させた磁力を使い
木管楽器のリードと同じような役割をする
振動版を動かし音を発生させています。

バランスド・アーマチュア型(BA型)の音質

上記の仕組みのためか少し硬質で
精密、緻密そんな言葉がしっくりきそうな音質です。

よく音の分離が良いと表現されますが、
管理人もそのとおりだと思います。

聞きたい音に簡単に耳の焦点を合わせることができるので、
今まで聴いていた曲でも

「こんな音がなっていてたのか」

と新しい発見をしたりもします。

もともと補聴器に採用されていた技術なので、
ボーカルなどの中域~高域にかけての音質は特筆モノですが、
再生できる周波数帯域(周波数の範囲)
がダイナミック型よりも狭くなりがちです。

その欠点を補うため、再生周波数帯域の違うドライバーを
複数搭載する商品がハイエンドモデルには多く存在します。

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