B&WのP5のリケーブルを自作してみた記事画像01

せっかくケーブル交換が可能なP5ですが、その構造上ケーブルの太さ(外形2.8ミリが限界)やプラグ形状に制限(P5は本体接続側プラグが一般の3.5ステレオミニプラグではなく2.5ステレオミニプラグ)があり、実質交換可能なケーブルはオヤイデ電気から発売された、『PEC/P5』だけでした。

※追記
『PEC/P5/V2』 が発売されました。
レビュー記事公開しています↓

しかし、せっかくケーブル交換が可能な構造を、
指をくわえて見てるだけというのは、
リケーブルで音質が変わることを知っている人間からすると、
精神衛生上非常によろしくないわけです。

てなわけで
「なければつくればいいだろい」
と思い立ったわけで。

今回はそんなP5のリケーブルの自作に使用した材料や工具、
参考にした動画を忘備録も兼ねて紹介します。

今回のケーブル自作で使用するオーグラインは、
自作ケーブルの間では結構有名なケーブルでその音質には定評があります。

どうせ作るならいいものを使ってやろうという自己満足で使用しましたが、

その音質にはかなり満足しています。

こちらの記事で音質のレビューもしているので
気になる人は読んでみてください。↓

※注意
さらっと自作と言っていますが、
管理人の工作の腕前は素人に毛が生えた程度なので、
自分も真似して作ってみようって人は自己責任でお願いします。

1,使用工具

半田ごて
半田ごて台
ハンダ
ペンチ
ニッパー
ピンセット
万力

kougu01

2,必要なパーツ(リンク先は販売ページです)

オーグPTFE被膜線0.4mm(1本1メートルでL,R,GNDの3本使用)
P-3.5 SRHP (シルバーロジウム)ヘッドフォン用(オーディオ接続側3.5ステレオミニプラグ)
P-2.5SR(P5本体接続側2.5ステレオミニプラグ)
低温収縮型熱収縮チューブ 4mm 透明(ケーブル外装用)

B&W_P5recable05

トータルで7千円くらいになりました。

安いヘッドホンやイヤホンを買える値段だけに
本当に好きじゃないと手を出そうと思わないような値段ですね。

あほですね(;´д`)トホホ…

3,参考にした動画

オヤイデ電気オーディオみじんこのヘッドフォンケーブル自作講習#4(USTREAMです)

追記、動画は削除されました。

動画ではR、L、GMDが3本ひとまとまりになった
シールドケーブルを使用していますが、
今回使用したのは単線なので3本を1つにまとめる必要があります。

管理人は片方をラックに縛り付けてくるくると巻いていきました↓

B&W_P5recable06

三つ編みは見た目が綺麗なのですが、今回は線の外形に
2.8ミリという制限があるのでふつうにより合わせました。

より方が弱いと力を抜いた瞬間ケーブルが丸まってしまうので
強めによるのがポイントです。

次に透明の熱収縮チューブに入れて温めます。

今回はオーグラインのキラキラした感じを見せたかったので透明を選びました。

あとは動画を参考にして完成です。

4,感想

今回のP5リケーブルの自作は
コストパフォーマンス的にいいのかどうかはおいといて、
その音質の変化としては大変満足の仕上がりになりました。

オーグラインリケーブルで得られる音質は、
ロック好きにたまらないものです。

高音はキラキラして低音は芯があって一段深めの音になりました。

純正リケーブル『PEC/P5』と聴き比べもしているので是非参考にしてください。

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