本日はKOSSのPortaPro(ポタプロ)のリケーブルのレビューです。
前回の記事でリケーブルの方法も紹介していますので、
気になった方は参考にしてみてください。
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スリムに大人な音質に化けました
リケーブル前のポタプロが、
そこかしこにエネルギーを撒き散らす、
思春期真っ只中の少年のような音だとするならば、
そんな思春期の中に混じって1人はいるような、
少し大人びた男の子と言った感じの音がします。
なんのことかわけわかりませんね、、、
モリモリ元気だった低音に落ち着きがでて、
すこし奥の方に埋もれてた高音やVoの音が
スッキリと聴きやすくなりました。
これぞポタプロ!!そんな雰囲気は残しつつ
少しスリムで大人な音になりました(笑)
自称にわかマニアの管理人の心のなかに
「オーグラインとか使ったらどうなんだ?」
なんて気持ちが芽生えたことはここだけの秘密です。
(本体よりケーブル代のほうが高く付くとか
もはや正気の沙汰ではありませんからね(;´д`))
ポタプロリケーブルでNorah Jonse『Don’t Know why』を聴いてみた
ピアノ、ギター、Voの音が輝きだした(汗)
丸めのキャラクターは変わらないが、
低音が締まったことでより耳に近い所で音が鳴っている感じがする。
ベースと、ドラムは相変わらず気持ちのよい流れで、眠気を誘います。
ポタプロリケーブルでNIRVANA『Smells Like Teen Spirit』を聴いてみた
イントロで、「あっ!世界が広がった」と思わせるほどあきらかに
各楽器の音の距離感が広がりました。
リケーブル前のギュッとした感じが消えてます。
あれはあれで迫力があって好きな音だったので少し残念な感じもしますね。
ポタプロリケーブルでOASIS『What ever』を聴いてみた
この曲、わざとなのかは知りませんが、録音状態がよろしくない。(特にバンドの音)
なので、繊細な表現が得意なイヤホンやヘッドホンを使用すると、
音の粗が目立って聞けたもんじゃないのですが、
こいつがとにかくポタプロリケーブルに合う。
表現力の性能としてはダメなのかもしれないが、
良過ぎない解像度のおかげで曲の粗が目立たず最後まで気持ちよく聴けます。
解像度が良い=いいヘッドホンという方程式は成り立たないことに
改めて気付かされました。
ポタプロリケーブルの総評
少し大人になったポタプロは、ゴリゴリのドンシャリでなくなったぶん、
さらにどんな曲でもそつなく、気持よく聴かせる優等生になった気がします。
リケーブル前とはキャラクターが少し変わってしまうので、
音質としては甲乙つけられませんが、これはこれでありだと思います。
またリケーブルの前後どちらにも言えるのですが
ポタプロ自体は解像度がいいヘッドホンではありません。
しかし、曲をいかに心地よく聴かせることができるかということも
ヘッドホンやイヤホンにおいては大事な要素なわけで、
たとえそれが楽曲製作者の意図した音と違うとしても、
聴いてる人間が気持ちよいと感じたらその音は100点の音なのかも知れません。
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