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大人のための高音質『 PIANO FORTE II』の音質レビュー

大人のための高音質『 PIANO FORTE II』の音質レビュー記事画像01 イヤホン

音とデザインその両方を高い次元で両立させ、
国内外のオーディオファンから絶大な支持を得ているブランド
Final audio design』より発売された低下価格の
インナーイヤー型イヤホン『Piano Forte Ⅱ』の音質レビューです。

安っぽく感じさせない美しいデザイン

まず最初に手に取って感動したのはその美しさです。
カナル型が全盛の今、インナーイヤー型のデザインを
ここまで洗練したものへと昇華させた
『Final audio design』のだわりに感心してしまいます。

値段的にみて高い素材を使用しているわけではないのに
(というかプラスチック)、所有欲をくすぐられるデザインは
他のインナーイヤー型には真似ができないでしょう。

高音質からかけはなれたアナログ的な良音質がここちいい

さて音質のほうですが、
突き抜ける解放感とでもいえばいいのでしょうか。
音の広がりがここちいいイヤホンです。

決して解像度が高いわけではないのですが、
耳に気持ちのいい音を鳴らしてくれます。

音のバランスは低域寄りかまぼこ型だとは思うのですが、
最近の低音とは質が違います。

ピンポイントでこの音が強いというのではなく、
全体に厚みが加わる印象です。

突き抜けてるのに重い音

矛盾しているけれどそんな感じがします。

ピアノやアコースティックギター、
歌い上げるボーカル等、アンプラグド寄りの音楽で、

音の響きや空気の震える感覚を楽しみたい

という方にはとても合うイヤホンではないでしょうか。

このイヤホンに従来のイヤホンのような
高解像度や低音の質を求めるのは間違っていると思います。

パッケージの裏に

「音楽と対峙して聴く大人と演奏家のためのイヤホン」

とありますが、まさにその通りだなと、
納得させるだけの魅力がこのイヤホンにはあります。

※公式の商品ページにもあるのですが『Piano Forte Ⅱ』は
耳への当て方で音質が大きく左右されます。
管理人は『価格.com』のレビューを参考に耳に軽くのせることで、
突き抜けているのに重い音を手に入れました

Norah Jonse『Don’t Know why』を聴いてみた

シンバル等の高音域は少し後ろに下がり気味の印象だが、
ボーカルがとても艶やかに歌いあげています。

レコードで聴いているような錯覚に落ちるほど温もりのある音。

この音は「絶対にこの音じゃないといや!」

そんな中毒者を生み出しそうですね(笑)

NIRVANA『Smells Like Teen Spirit』を聴いてみた

聴けないことはないんですが、
わざわざこのイヤホンで聞く必要性はないかなと思います。

ロックやテクノ系に関してはもっと得意なやつらがごろごろしているので、、、

東京事変の『女の子は誰でも』を聴いてみた

イントロから「にや」っとしてしまいました。

このイヤホンはこういうジャズオーケストラ的な曲が
ものすごくよく合うようです。

最近の音楽よりも古臭い(ちょっと失礼ですが)構成の音楽がいい感じ。

総評

東京事変で味を占めてCDができる以前の音源(オールディーズと呼ばれるもの)
を聴きあさってみたのですが、
その辺がこのイヤホンとはすごく相性がいいみたいです。

不思議なことですが、最近の高音質で録音された音源よりも
昔のアナログ録音の音源のほうが
このイヤホンのいい部分を引き出しているように感じました。

音楽を心から愛する紳士の方々にはぜひおすすめしたいイヤホンです。

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