SONY製品でありながら、iPodに主眼を向けた『PHA-1』。
ウォークマンとの相性が気になる人も多いはず。
そんなあなたのために、『PHA-1』と『ウォークマンNW-A867』
をアナログ接続しての音質レビューです。
使用する環境は前回の『iPod(160G)』を使用したレビュー
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上記の上記のレビューと同じSONYのヘッドホン『MDR-1R 』を使用しました。
ウォークマンとPHA-1の接続には付属のケーブルを使いました。
飛躍的に向上する音の輪郭だがアナログとデジタルの差を感じる
一聴して感じるのは解像度の向上です。
その影響により楽曲の持つニュアンスに深みが出て、
誰が聴いても「おっ!音が良くなった!!」
と感じることができると思います。
前回のiPodとのレビューでも書きましたが、
『PHA-1』は他のアンプと比較すると音質がフラットで、
低音が盛り上がる、高音がきらびやかになる、などの大きな変化は存在しません。
しかし解像度の向上により、
聴いている楽曲の個性をうまく引き出してくれます。
『名脇役』という言葉がぴったりで、
曲に寄り添うのが上手なアンプだと感じました。
では肝心の『iPod』と比較した音質はどうなのか?
答えは「…」。
『iPod』のデジタル接続と比較すると解像度の差は歴然であり、
その音を聴いてしまえば、前述のウォークマン単体からの変化もかすんでしまいます。
PHA-1とウォークマンのアナログ接続の音が悪いわけでは無いのですが、
やはり2つの音質を比較するとこのような結果になってしまいます。
ウォークマンユーザーは『PHA-1』にこだわらず
別のアンプを模索したほうがいい結果を生み出すのではないかと感じました。
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