本日はPHA-1のレビューです。
発売当初はSONYがポタアンだと!?
しかもかなりガチなやつを作ってきただと!?
と多くのその道の雑誌やメディアに取りあげられ話題になりましたが、
そんな話題性も薄れてきた今頃になってレビューをしてみたいと思います。
見た目はこんな感じです。
見た目が相当ゴツいですね(汗)
カシオのGショックにも似た堅牢な雰囲気があります。
他のポタアンにはないデザインなので
好みが分かれるところかとおもいますが、
管理人は昔気質の職人のような雰囲気が嫌いではないです。
スペックとしてはアナログ接続や
Apple製品のデジタル接続の他にUSBDAC搭載で
PCオーディオに対応しているのも嬉しいですね。
またハイレゾ音源に対応しているあたりもSONYの本気が見え隠れしますね。
ただapple製品はデジタル接続できるのに、
自社の製品はできないとはなんとも変な話。
(このへんもまた検証してみようと思います。)
今回のレビューで使用する環境はとりあえずiPodデジタル接続
(USBケーブルはPHA-1に付属のもの)で
ヘッドホンはSONYのMDR-1R、
イヤホンはB&WのC5で聞いてみたいと思います。
(時間があればその他のヘッドホンやイヤホンでのレビューも追記していきます。)
PHA-1でNorah Jonse『Don’t Know why』を聴いてみた
- MDR-1Rで聴いてみた
- まず聴き始めに感動したのは高音の響きです。MDR-1Rのレビューで高音が弱いと書いたのですがPHA-1を通すことで程よく改善された感じがあります。強く前に出てくるほどの変化ではないのですが、ちゃんとここで鳴ってますという事を主張する音に変化しました。またボーカルと低音は芯がでてより聴きやすく量も少し増えた気がします。音場はあきらかな広がりを感じました。全体のイメージはそのままに一つ上の音に変化したと印象です。
- C5で聴いてみた
- やはりMDR-1Rの時同様、音場が広がる傾向にあります。ただ残念なことは、低音が必要以上にぼやけてしまう点、これならばPHA-1をかまさない音のほうがいいかもしれません。
PHA-1でNIRVANA『Smells Like Teen Spirit』を聴いてみた
- MDR-1Rで聴いてみた
- 全体の音の見通しがよくなった。ここまで違うと別の音源を聴いているような気さえするレベル。特に低音の沈み込みは感動モノです。ハイハットやシンバル等の高音はNorah Jonesの時と同様の変化を感じた。これならロックでもぜんぜんありな音だな。
- C5で聴いてみた
- 説明これはだめです(;´Д`)染みる染みすぎる。C5のレビューの感動×100の感動です。ほかになんてかけばいいのでしょうか。ライブハウスで聴く音です。音の広がりは必要十分なのですが、特筆すべきはそのバランスかと。ただでさえこの曲にしっくりきていたC5がさらにやばいことになっています。C5のレビューで音がクリアではないと書いたのですが、その部分をPHA-1が良い感じで補ってくれています。ロックサウンドにこの組み合わせはあかんです(汗)
PHA-1でOASIS『What ever』を聴いてみた
- MDR-1Rで聴いてみた
- うーんこの音源でレビューする必要があるのかどうか最近迷っています。ただずっとやってきたので今更やめるのもなんだか負けた気がするので(笑)やはり音源が悪いのか、確かに繋ぐ前よりはいい音だがさらに音源のあらが目立つ結果に。この音源はやはりKOSSのポタプロが一番しっくり来るな。
- C5で聴いてみた
- うーんやっぱりこの音源でのレビューはやめようか、再生環境がよくなるほどに効きづらくなっていく(笑)ただ迫力は十分です。
PHA-1の総評
PHA-1はつないだイヤホンやヘッドホンを、
一つ上のレベルへ押し上げてくれるアンプだと感じました。
音質が劇的に変わるわけではありませんが、
かゆいところに手が届くアンプだと思います。
今お使いのヘッドホンやイヤホンの
「ここがもう少し出ればもっとよくなるのになー」
のここを出してくれるそんなアンプだと思います。
なのでアンプによる劇的な音質の変化を求める人
(かまぼこのイヤホンをドンシャリにしたい等)
よりも、今使っているヘッドホンやイヤホンの音質は好きだけど
もっといい音で聴きたい!そんな人にこそ向いていると思います。
この記事に関連する商品
コメント