低価格かつ高品質で人気のKOSSのPortaPro(ポタプロ)をリケーブルしました。
リケーブルに使用したケーブルは
オヤイデ電気から発売されているHPC-HD25 SILVER です。
このケーブルゼンハイザーのHD25-1 II用なのですが、
オークションで安く出ていて、
二股でちょうどいいん感じだったので落としてみました。
ではさっそく忘備録も兼ねてPortaPro(ポタプロ)
リケーブルの制作手順を書いてみます。
今回は、ヘッドホンを分解して
ケーブルをハンダ付けすれば完成なので、
工作初心者の方でも比較的簡単にチャレンジできるかもしれません。
※注意
比較的簡単とは書いておりますが、自作や改造は自己責任でお願いします。
1,使用工具
半田ごて
半田ごて台
ハンダ
ペンチ
ニッパー
ピンセット
万力
テスター(断線や、LR確認のため必須です。)
ホットボンド(写真には載ってません)
ワイヤーストリッパー(あると非常に便利です、写真またのせます)
2,必要なパーツ(リンク先は販売ページです)
今回はこれだけです
3,作業手順
まずはポタプロのスピーカー部分を引っこ抜きます。
壊れそうな気がしてビクビクしましたが意外とすんなりと外せました。
外すときにLRがわからなくるのでマスキングで印をしてみました。
次はケーブルの接続部分のカバーをゆっくりと慎重に外します。
力任せにやると足が折れてしまうので気をつけてください。
はずしたらこんな感じになります。
線の見た目で推測するなら、イヤホンやヘッドホンで標準的に使われる
リッツ線を使用しているようですね。
リッツ線はほとんどの商品が
銅色(GND)赤色(Rch)緑色(Lch)で使用されています。
今回も例に漏れずのようです。
※重要
この配線パターンはメモや写真にとるなどして
線を取り外したあともわかるようにしておきましょう。
接続を間違えると音が出なかったり故障してしまう可能性もあります。
配線パターンをメモしたら、ハンダゴテを使って線を取りましょう。
温めすぎるとプラスチックの部分が溶けてしますので
慎重かつスピーディーに行いましょう。
次はHPC-HD25 Silverの被覆向きです。
HD25-1 II用なのでLとRで長さが違うので、
ためらわずにニッパーでカットしましょう。
カットして実際に耳に当ててみて長さの調整です。
分岐部分の保護チューブを取り去って豪快に割いて長さを調整しましょう。
このあと、取り去ったチューブ部分の代替品として
使用する熱収縮チューブ(7cmくらいにカット)にケーブルを通して
分岐部分を保護しておきましょう。
ハンダ付けが終わってからではどうすることもできないので注意です。
長さ調整ができたら被覆をむきます、
管理人は被覆はワイヤーストリッパーで剥きました。
LRの信号線【青と白)をGND(銀色の線)が覆っていたので
取り出すのに少し手こずりました。
剥いてGNDをより合わせた画像がこちら。
テスターで確認したところ白色がL、青色がRでした。
ではいよいよハンダ付けです。
まずは、予備ハンダをHPC-HD25 Silverにしておきましょう、
これでハンダ付けがしやすくなります。
線が太いので真ん中からY字に分岐させて
スピーカー部分にハンダ付けです。
プラスチックですので半田ごてを当てすぎると溶けてしまいます。
ここはスピード勝負です
。
テスターでプラグとスピーカーの各部分の導通を見て
断線やハンダ不良が無いことを確認しておきましょう。
最後にホットボンドで線を固定してカバーをかぶせて、
元に戻して完成です。
写真をとる枚数が少なかったため説明不足感は否めませんが、
わからないことを調べることで自分の力になる!!
ということでお許し下さい。(;´д`)
PortaPro(ポタプロ)リケーブルの音質評価レビューは
後日書かせて頂きますが、結構面白い鳴り方をしてくれます。
ポタプロは単価も安いですし、自作、
改造デビューにはもってこいの対象かもしれません。
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