B&W(バウアーズ アンド ウィルキンス)
から発売されているイヤホン『C5』の音質レビューをしてみました。
見た目からは想像できないほどロックにはまるおすすめイヤホン!!
B&Wの名とそのスタイリッシュな見た目から、
一見すると再生する音楽を選びそうなこのC5。
管理人も某電気屋で試聴するまでは勝手なイメージで
JAZZやClassic向けなのではと思い込んでいました。
しかしいざ試聴してみると、
見た目とは裏腹の元気な音色にとてもびっくりです。
試聴前に持っていたイメージが吹き飛ぶほどに気持ちのいい音です。
とにかくロックがバンドサウンドが楽しすぎる。
即決の即買いをしてしまいました。
カナル型イヤホンは繊細な音の表現が得意な一方で、
音の迫力という点ではヘッドホンなどには劣る部分があるのですが、
このC5は聴いた瞬間、ヘッドホンで聞いているかのような
錯覚に陥る厚みと広がりがあります。
どこかのレビューでÇ5は低音がぼやけると書かれていましたが、
たしかにこのイヤホンの低音はスッキリとしたクリアな感じはしません。
しかしそれが気持ちよく聞こえてくるから不思議。
単純にドンシャリと表現してしまうにはもったいない音質です。
そしてギターがボーカルが生々しい、、、
厚みのある低音に埋もれることなく、
それぞれがしっかりと主張して1つの塊となって鼓膜を刺激する感覚、
なんだろうかこれはほんとにカナル型イヤホンなのか?
Red Hot Chili Peppers のアルバム『I’m With YOU』を聴いてみた
2曲目の『Factory Of Faith』ではイントロから思わず顔がにやける始末。
押し出しの強いバスドラとベースのリズムの波が気持ちすぎる。
ここまで低音に圧力を感じるイヤホンもなかなかないと思います。
9曲目の『Goodbye Hooray』でアンソニーのボーカルと
ジョシュのギターがグイグイと頭に迫ってくるし、
中盤のベースソロは圧巻です。
NIRVANA『Smells Like Teen Spirit』を聴いてみた
カートのギターのコーラスの揺れが
「あれこんなに深くかかってたっけ?」
ってなりました。
高音域の表現がとても自然に感じます。
耳にストレートに音を放り込まれている感じがして音圧がすごいです。
ただ音の分離はしっかりしているから不思議。
他にもいろいろな曲を聴いてみたのですが
どうやらこのC5はゆるい曲は苦手なのかもしれません。
リズムが前に出て引っ張る曲ではだだハマりするのですが、
ミドルテンポでストリングスなんかが入ってると、
その元気さが仇となってしまうような気がします。
ただハマった時の躍動感と生々しさは半端じゃないものがあります。
もし試聴できる機会があるならぜひ一度聴いてみてほしい、
他のイヤホンにはない感覚にきっとほくそ笑むはずです。
音のクリアさを求めてイヤホンを探されているなら、
その期待には答えられないイヤホンかもしれませんが、
ロックを楽しみたい!!
そんなふうに思う人には間違いなくおすすめのイヤホンです。
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